先日こんな出来事がありました。
近所の公園の入り口で柵につかまって休んでいる
おばあさんがいました。お疲れの様子だったので
「大丈夫ですか?」と声をかけました。
すると「お気遣いありがとうございます。大丈夫です」
とおばあさん。私は軽く会釈して行こうとしました。
そのとき!
「こらあーー!ボール投げるなって言ってんだろー!」
と怒声が聞こえ、振り向くとおばあさんでした。
「ぎゃーぎゃーうるせーんだよー!」
おばあさんは怒鳴り散らしながら公園の中へ。
あまりのショックに唖然としていると、
おばあさんは公園の奥の家に入って行きました。
それから数日後、
近所のスーパーに泣き叫ぶ3歳くらいの男の子がいました。
お母さんが何をしても泣き止まずどんどん激しく泣く男の子。
こちらが心配になるほどでした。
そのときです!
「うるせーーー!だまれー!いつまで泣いてんだーーー!」
振り向くとそこにはあのおばあさんが!
男の子はピタッと泣き止み、私も周りの人も固まってしまいました。
男の子のお母さんは「すみません、すみません」とあたりに頭を下げ
びっくりして大人しくなった男の子を連れて出て行きました。
我に返っておばあさんを見ると、会計を終えたおばあさんも
ブツブツ言いながら店を出て行きました。
あの男の子怖かっただろうなあ。
お母さんも可哀想に。
ほったらかしてたわけじゃないのに。
おばあさんひどいなあ。
そんなことを思いながら、ふとおばあさんのことを考えました。
他人、ましてや子供を怒鳴るなんて決して良いことじゃありません。
でもあのおばあさん元からあんな人なのかしら
もしかすると、あの公園の奥の家で何十年積もり積もったものが
あんな人に変えてしまったのかもしれない
そう思うとなんだか複雑な気持ちになりました。
はぁ〜…
posted by 絵本作家フェスタ at 00:00|
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徒然日記
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