初めての勝田マラソン(10キロ)は、緊張もしましたが、
楽しみの方が大きかったような気がします。
自分がどれだけやれるのか、チャレンジャーの気持ちで。
目標は完走で、タイム目標は特に設定しませんでした。
練習とは違って、大勢の人と走るとあって、闘争心にも火がつきまして、
道中はペースが上がりすぎたのかもしれません。
結構しんどかったですが、55分ぐらいで無事完走できました。
来年もまた走ろうという前向きな気持ちで終わったように思います。
そして、その後も10キロの部に参加。
そのまま10キロの部の常連になるはずでしたが、
参加しているうちに、ある気持ちが芽生えてきます。
それは、フルマラソンに挑戦してみたいという気持ちです。
それと同時に、フルはさすがに無理なのでは?という気持ちもあって、
なかなか決断できずに揺れ動いておりました。
そんな時、事件?が起きたのです。
高橋尚子選手が国際大会で4位で、オリンピック選考が厳しくなったのです。
その時マスコミは「平凡な記録」と書き立てました。
ワイドショーでも、何度も聞きました。平凡な記録、平凡な記録、平凡な記録…。
まぁムカつきましたね。そんな言い方は無いだろうと。
そして、やはり一度はフルマラソンを走ってみなければという衝動にかられました。
平凡な記録の偉大さを知るために…なんて言うと、かっこつけすぎですが。
この一件に大いに背中を押されて、フルマラソン挑戦を決めたのでした。
原田